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一回目のチャレンジ

平成8年から、いつか時間の空いたときに受験しようと思っていたが、やはり人間というものは弱いものである。
なかなか申請書を提出し受験勉強に入ることができなかった。
そうこうしているうちに3年が経ち、これではいけないと思うようになり、また時間的にも余裕が出てきたので、その年(平成11年)の1月に試験を受ける決意を固め、2月に申請書を提出した。
毎日の勉強はできなかったので、暇のあるときに図書館などで勉強した。
電気通信術はパソコンを使用し出来るだけ毎日、3分間x2回の受信練習する事とした。
最初は50文字/分位しか取れなかったものが、2ヶ月も練習を続ける事により70文字/分は十分受信可能なレベルになった。
4月になり、勉強も最終段階に入ろうとしていた。
ところがその後、とんでもないハプニングが起こったのだ。
あれは忘れもしない平成11年4月4日(日曜日)の事、試験1週間前の追い込みをと思い、図書館で勉強していた。
が、疲れたので気分転換にCQ誌を読み始めた。
ぱらぱらめくっていると最後のほうで第1級、第2級アマチュア無線技士の受験案内のページが目に入った。
どれくらいの人が受験するんだろう。
などとのんきな事を考えながら…。そして、ふと試験日の欄に目をやった。第1級アマチュア無線技士の試験日 平成11年4月4日、第2級アマチュア無線技士の試験日 平成11年4月11日。
あれっ、今日は確か4月4日なのに、おかしいな。自分と受験日が違うのかな、と思い、受験票を確認した。
Oh My God!!!! もう一度受験日を確認した。
何度見ても平成11年4月4日と書いてある。
なんと平成11年4月4日を4月11日と勘違いしていたのであった。
今は午後4時、と言うことはもうすでに試験が終わっているではないか!!。
それから、速攻で勉強をやめ自宅に帰ったの言うまでもない。
その後、嫁にこの事を話したら
「ばかだねー。ちゃんと確認しないから」
と言われた。全くその通りである。
返す言葉もなく、受験料は当然の事ながら自分の小遣いから支払うこととなった。
試験会場まで足を運ぶ前に気がついてよかった、と自分をなぐさめるのであった。

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